こんにちは。
グッドライフクリエイターの上村謙一です。
今日は皆様に「夜の明かり」に関する事をお話したいと思います。
夜の明るい光は体内時計を狂わせる
人には「メラトニン」と言うホルモンがあります。
このメラトニンは「体内時計」で夜になると脳から体全体に放出されます。
メラトニンが増えることによって、睡眠に入る事を助けていると考えられております。
本来であればこのメラトニンは「夜」になると放出され入眠の手助けをするのですが、よく聞く「ブルーライト」や「強い光」を浴びると体内時計がズレてしまい放出される時間が遅くなります。
また放出される時間が遅くなるだけではなく、「光」そのものにメラトニンの分泌を抑える効果があるため、より眠りにくい状態となってしまします。
夜に強い光を浴びるとどれくらいの時間、体内時計がずれるかと言うと、約1〜2時間ほど巻き戻されると言われておいます。
22時に寝ようと思っていても、強い光を浴びると、体内時計はまだ20時だからメラトニンは出さなくて大丈夫だな、そうなっていますのです。
それでは寝たいと思っている時間になっても、体は寝る準備が出来ていないから眠れないですよね。
夜のお部屋の照明は「暗め」が良い
日本の住空間は「白色光」と言って「明るい」光を好む傾向にあります。
確かにお部屋が真っ白い光に包まれていると、なんだか気分まで明るくなる気がします。
物もよく見えるし、白い光ってお部屋を綺麗に見せてくれるので良いと思います。
しかし、夜はできるだけ、白色光ではなく「黄色」や「オレンジ色」と言った少し暗いなと感じるくらいの照明が良いです。
なぜかと言うと、ブルーライトが体内時計を狂わせてしまうのはもちろんなのですが、夜間に居間や寝室が明るすぎる事も問題なのです。
強い明るい光によって、体内時計がズレてしまう要因になるからです。
夜寝る前にブルーライトは見ない!と気をつけている方も、是非今日から「お部屋の照明の明るさ」にも気をつけてみて下さいね。
夜は少し暗めの照明で過ごして頂くと、きっと、快適な入眠に繋がるかと思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。