内覧をする際に「隣の部屋のベランダ」を気にした事はありますか?
新しく生活をする場所なので内覧時には色々な事を考えながら見ている方が多いと思います。
入居してから気持ちよく、快適に住みたいですよね。 今回は内覧時に確認をしておく方が良い注意点をご紹介いたします。
それは何かというと「隣の部屋のベランダ」です。
事前に確認をしておくことによって、より快適な新生活を過ごせる確率がグッと高くなるポイントです。
どうしてベランダを内覧時に確認することが大切なのかをご説明します。
目次
ベランダにはその人の性格が現れる
自宅のベランダはその部屋に住んでいる人しか見ることができない空間。
誰からも見られない空間だから自由気ままに使用をして、ベランダはゴミが大量に放置されている。なんていう人も中にはいるかと思います。
誰にも見られない空間だからこそ、その人本来の性格が出やすい部分になる。
一人暮らしする時、特に女性の方は隣にどんな人が住んでいるのか気になる方も少なく無いと思います。
だからこそ、隣の部屋のベランダをほんの少しだけでも確認すれば、どんな方が住んでいるのかという、大まかな判断材料に出来るのです。
(注意点:隣の部屋のベランダを覗くことは、一般的にあまりよく無い行動だと思います。しかし、入居してからの無用なトラブルを避ける為にも確認が出来るのであればしておきたい。そんな微妙なラインにはなりますので、隣の人のベランダを確認すると言っても、あくまでもさらっと、ふとした瞬間に見えてしまった。くらいの感じで確認・チェックをして頂くという感覚が良いかと思います。常識的な観点を持ち、以下読み進めて頂きますよう、よろしくお願い致します)
ベランダを確認する時の注意点①|ゴミが大量に放置されていないかどうか
これは非常に重要な事項です。
神戸市はゴミを出せる曜日が決まっているので、一人暮らしの方だとどうしても次のゴミ収集日までベランダにゴミを置いている。そんな方もいると思います。それは仕方が無いことだと思います。
しかし問題なのは「ゴミを大量に放置」しているベランダです。
数週間、下手すれば数カ月分のゴミが大量に放置されているベランダも存在します。
そうなってしまうと、夏は生ゴミが腐り異臭を放ちます。ゴキブリが発生しやすい環境だとも言えます。衛生的に決して良いと言える状況では無い。
衛生的にもそうですが、その状態でも気にしていない住人ということなので、入居後に対人トラブルで揉める可能性も出てきます。
隣の部屋のベランダをちらっと覗いてゴミが大量に放置されている場合は、どれだけその物件が良くても、別の物件を検討する方が良い選択かとボクは考えています。
ベランダを確認する時の注意点②|タバコの灰皿がベランダに置いていないかどうか
最近は単身者用の物件でも室内でタバコを吸うことに対して貸主(管理会社)が厳しくなってきました。
一昔前だと室内でタバコを吸って、ヤニ汚れが付いてもタバコは生活上の汚れだから仕方ない。ということで退去時にヤニ汚れのリフォーム費用を請求されることも多くは無かったのですが、最近はご存知のように禁煙ブームです。
室内でタバコを吸ってヤニ汚れがつくのは借主の故意・過失による損耗なので退去時にリフォーム費用を請求するケースが増えています。
その影響もありタバコは室内では吸わず、ベランダで吸う人が増えてきました。
ここで問題なのは、そのタバコの煙が換気口を通って自分の室内にきてしまうことです。
ベランダに干していた自分の衣服に隣の部屋の人が吸ったタバコの匂いが付着することも有ります。
最近はこのタバコの煙による近隣トラブル・相談が増えています。
自分もヘビースモーカーであれば隣人のタバコの匂いは気にならないかもしれませんが、全く吸わない方からするとタバコの匂いは気になるもの。
もしも隣人のベランダをちらっと覗いた時に「灰皿」があった場合。。。そうです、その方はベランダでタバコを吸う可能性が非常に高いということです。
少しくらいの匂いなら別に気にしない。という方なら構いませんが、アレルギーや、本当にタバコの匂いが苦手な方は検討をして頂く方が良いポイントです。
ベランダを確認する時の注意点③|綺麗にベランダを使用していれば安心感有り
ベランダを綺麗に使用している人。
洗濯物を綺麗に干している人。
ゴミもためていない。
植物などを置いておしゃれにしている人。
こういった人は今までのケースとは反対で好感が持てます。
気持ちよく新生活を始めたいと考えた時には、隣人の存在も少なからず影響してきます。
人から見えない場所でもしかっりと清潔感を持ち、維持している方であれば、何か些細な問題が近隣トラブルで起きたとしても入居者同士の話し合いでお互いが気持ちよく解決することも出来ます。
話が全く通じないような相手だと揉めてしまい、不快な思いをする可能性が出てきます。
ベランダを綺麗にしているから良い人だという訳ではないですが、何か問題が起きても良識の範囲で解決できる住人である可能性がグッと高くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?部屋の内覧時に注意するポイントとして今回はベランダの事をご紹介させて頂きました。
ベランダが綺麗だから入居後も近隣関係は良好だというわけでは有りませんが、少なくとも不要なトラブルを回避できる確率は上がります。
内覧時は不動産業者の人もいるし、隣の部屋のベランダを覗くのはマナー違反だからしちゃいけない事。そんな風に考えてチェックをしないよりも、サラッとでも良いので確認をしておくことで、入居後に「こんなはずじゃ無かった!」と後悔することは減ると思います。
事前に確認出来ることはしておくべきです。一人暮らしでは入居してから気づくことも多いですが、未然に防ぐことが出来ることも有ります。
ベランダを事前に確認してどんな方が住んでいるのかを大まかにでも知っておくことは価値が有ります。
部屋の内覧時には隣の部屋のベランダの状況もしっかりと確認をするようにしてください。