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「フリーレント」って何ですか?|お得に賃貸を借りる方法

お部屋を探す時にネットで色々と情報を集めて調べていると「フリーレント」という言葉に出会うことはないですか?
また、初期費用を安くして欲しい!と不動産会社に相談をした時に「フリーレント」をつけることが出来れば安くなりますよ。と言われた事はないでしょうか?

お部屋探しを始めると時々出てくるこの言葉。
「フリーレント」とは一体何なのか?なぜフリーレントをつけると初期費用が安くなるのか?ということをご説明します。

1.「フリーレント」って、なに?

フリーレントとは、入居してから一定期間の家賃が無料になるシステムのことです。
「フリーレント1ヶ月」「フリーレント2ヶ月」というように表示されています。
フリーレント1ヶ月だと1ヶ月分の家賃が無料、2ヶ月だと2ヶ月分の家賃が無料ということになります。

2.貸主はどうして家賃を無料にしてくれるの?

「家賃を一定期間無料にする」というと、借主としては良いことですが、貸主としては本当は入ってくるはずだった家賃が一定期間もらえなくなる。というと貸主にとってフリーレントをつける事はあまり良い事ではなさそう。と思うかもしれませんね。

しかし、フリーレントをつける事によって貸主にもメリットが有ります。
それは入居者が早く見つかる可能性が高くなる。という事です。

例えば何も対策をしなければ空室期間が3ヶ月発生するような物件だとします、そこで空けていても仕方ないので、フリーレントを1ヶ月分サービスとして付けた場合だと、空室期間が1ヶ月だけで、すぐに入居者が入ってくれるかもしれません。

何も対策をしないで3ヶ月間、空室のままなのか。フリーレントを付けて、すぐに次の入居者が入ってくれるのか。差額で考えると貸主はフリーレントを付けてでも早く入居者が入ってくれる方が結果としては良いのです。

なので貸主はフリーレントを付けてもメリットがあるのです。

3.なぜフリーレントをつけると初期費用が安くなるの?

通常、賃貸を契約した際には入居をする月の日割り家賃と、その次の月の家賃まで支払わなければいけません。
しかしフリーレントを1ヶ月付けてもらえた場合だと、入居日から1ヶ月分の家賃を無料にしてもらえます。なので本来は契約時に支払うはずであった1ヶ月分の家賃を決済金から免除してくれます。その分、初期費用が安くなるというわけです。

しかしここで1点注意をして欲しい事が有ります。それはフリーレントを1ヶ月分付けてもらい翌月分の支払いを無料にしてもらった場合でも、最初の決済金の支払い時に翌々月分の家賃を先に払っておいて下さいと言われるケースも有ります。

  • 3月に契約をして、4月15日から入居をする場合(フリーレント無し)
    4月15日から4月末までの日割り家賃+5月分の家賃まで支払い
  • 3月に契約をして、4月15日から入居をする場合(フリーレント1ヶ月分)
    4月15日から4月末までの日割り家賃+5月分の家賃は無料
  • 3月に契約をして、4月15日から入居をする場合(フリーレント1ヶ月分、でも、翌々月分は支払い要)
    4月15日から4月末までの日割り家賃+6月分の家賃を先に支払い(5月分の家賃は無料)

上記で3番目にご説明したケースだと家賃は1ヶ月分無料なので長い目で見るとお得ではあるのですが、初期費用を安くしたい。という点で考えると、フリーレントが付いていても6月分の家賃を先に払わないといけないので、初期費用が安くなるという訳ではありませんのでご注意下さい。

4.フリーレント物件のデメリット

フリーレントを付けて契約をした場合は借主にとってメリットが大きいので、特にこれと言ったデメリットが存在する訳ではありません。
しかし、あえてデメリットを言うとすれば「対応してくれる物件が少ない」と言う事です。
特に人気の高い物件になればなるほど、貸主は特別なサービスを付けなくてもすぐに次の入居者が決まる。と考えています。なのでフリーレントを付けて欲しいと交渉をしても断られるケースも多いです。
反対にフリーレントを初めから付けますよ。と言っている物件は、何かサービスを付けなければ次の入居者が決まるまで時間がかかると思っている貸主と言う事なのです。

一番理想的なのは、人気の高い物件で、尚且つ、フリーレントを付けてくれる。という物件です。なので強いてデメリットをあげるとすれば、人気も高くて、貸主の方からフリーレントを付けます、と言ってくれている物件が少ない。というところです。

しかし「#けんいち不動産」では人気が高い物件でもフリーレントを付けてもらう。と言った貸主への交渉も得意としておりますので、少しでもお得に物件を借りたい。フリーレントを付けてもらえる様に交渉をお願いしたい!という方はぜひ「#けんいち不動産」へご相談下さい。