「家賃保証会社」「賃貸保証会社」って、聞いたことはありますか?
初めて一人暮らしをする方には、聞きなれない言葉だと思います。
ネットで物件検索をしている時も、そんな言葉は聞いたことがない。
いったい何の会社なんですか??とご質問を頂くことも多いです。
今回は初めて一人暮らしをする方の為に「家賃保証会社」とは、なんの会社なのかを、ご説明致します。
家賃保証会社とは?
「家賃保証会社」又は「賃貸保証会社」という2通りの呼び方がありますが、どちらも呼び方が違うだけで、内容は全く同じです。
家賃保証会社の役割は『もしも、借主が家賃を支払えなくなった場合、借主の代わりに、家主に家賃を立替て支払うこと』がメインの目的となります。
なので、家主さんとしては、家賃保証会社に加入をしてもらう事で、家賃滞納が起きない契約(仕組み)となります。
「家賃保証会社への加入」と「部屋の契約」はセット
一人暮らしの為に、部屋の契約をする場合「部屋の契約」と「家賃保証会社の契約」この2つの契約を行う必要があります。
基本的に今は、部屋の申し込みを行うと同時に、家賃保証会社への申込をセットで行われる事が一般的です。
部屋の申込書と、家賃保証会社の申込書が1枚に纏められている事も珍しくありません。
連帯保証人がいる場合でも家賃保証会社への加入は必要
お客様から「連帯保証人がいるので、家賃保証会社を外せないですか?」とご質問を頂く事も多いです。
家賃滞納を絶対にしません!という方や、自分(借主)が家賃を払えなくなっても、親(連帯保証人)が必ず支払うので、家賃保証会社を無しにして欲しい。
このようにご相談を頂くケースもあるのですが、連帯保証人がいる場合でも、基本的に家賃保証会社への加入が必要となります。
家賃保証会社への加入が必要な物件の割合は9割以上
現在、家賃保証会社への加入率は9割以上にのぼります。
部屋の契約をする場合、家賃保証会社に加入をする事が一般的となります。
特に神戸・大阪の阪神間に関しては、家賃保証会社の加入は「ほぼ」全ての物件で求められます。
加入をしてなくても良いケースは、貸主が高齢の場合で、貸主が家賃保証会社の存在自体を知らないような場合です。
もしくはUR賃貸住宅などの公的期間が貸主となるような物件に限られます。
家賃保証会社への初回加入費用
家賃保証会社へ支払う初回加入費用は一般的に「家賃の半月分」です。
家賃(管理費含)が8万円の場合は、4万円が家賃保証会社に対して支払う「初回保証料」となります。
家賃保証会社によって料金プランは様々で、安い保証会社だと「家賃×30%」が初回加入料というケースもあります。
反対に高い会社だと「家賃×100%」というケースもあります。
どの家賃保証会社を使うかは、家主が決めるので、借主側で選ぶことは出来ません。
まとめ
- 家賃保証会社とは、家賃滞納がおきた時に、借主に変わって、貸主に家賃を立替て支払う会社
- 家賃保証会社への加入と部屋の契約はセットになっている
- 連帯保証人がいても家賃保証会社は必須
- 約9割以上の物件で保証会社への加入は必要
- 家賃保証会社は初回に加入料を支払う必要がある
いかがでしたでしょうか?
今回は家賃保証会社について、ご説明をさせて頂きました。
初めて一人暮らしをする方には、聞きなれない言葉ですが、ぜひこの機会に、家賃保証会社という制度があるんだと、認識をして頂ければと思います。
この記事を読んで頂いたあなたに、素敵なお部屋が見つかることを願っております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。